iCD & ITSS+ をどう使っていくかを論じる前に、DXにより凄まじく変化しつつある環境について、しっかりと理解しておく必要があります。
Society 5.0とは
AIやロボットがもたらす自動化・効率化よって、人間の活動の重点は、五感をフルに活用した頭脳労働や、チームワークの下で互いに知恵を出し合うコミュニケーションなどにシフトしていくこととなります。“ Society 5.0 “ とは、目指す社会の大枠を示しており国策として公表されました。
サイバー空間とフィジカル(現実)空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会(Society)を表しています。

Society 5.0に向かって変化する社会

DXによりSociety 5.0 に向かって、世の中が加速度的に変化することは必至ですが、では何がどのように変わっていくのでしょうか。
図のように、情報をうまく使えるようになり新たな価値を生み出す。また、AI/ロボット/自動化などにより面倒な作業から解放されるということになります。では、今までその仕事に従事してきた人材は何をすればいいのでしょうか。大きな課題でもあります。
Society 5.0につながるConnected Industries
さらに様々な業界の視点で見るとどうでしょうか。
DX技術の社会実装が進むにつれ、業種の壁が限りなく低くなる。
この結果、同業同士の再編に加え、全く別の産業も飲み込み新たなサービスプラットフォームを創出する再編が拡大する可能性。

異なる産業との連携が行われている最近の主な例としては、次のものがあります。
①×⑤ GM× Lyft(ライドシェアリング)
→GMがカーシェアリングサービスの提供を開始。また、両者が共同で自動運転の開発を行うとともに、 GMがLyftに5億ドルを出資。①×⑤ Ford Smart Mobility× Chariot(ライドシェアリング)
→Fordがモビリティサービスを提供することを目的としたFord Smart Mobility(子会社)を設立。 さらにFord Smart Mobilityが通勤・通学バスのライドシェアリングサービスを手がけるChariotを買収。③×⑥ DeNA×ヤマト運輸→ 無人化物流サービスに向け、宅配便に自動運転技術を活用
DXによる就業構造転換の姿

図のように、AIやロボットにより定型+非定型労働が置き換わり、一番のボリュームゾーンのホワイトカラーの仕事も大きく減少していくでしょう。
また、DX技術によるビジネスプロセスの変化による就業構造の転換に対応し、成長分野への労働移動が必要であり、さらに課題設定・解決力や異質なものを組み合わせる力などのAIで代替されない能力で価値創造を行う人材が求められることになります。
~その2に続く
ITSS+ の必要性やiCD & ITSS+ の使い方に踏み込んでいきます。
公開日:
2022.03.11