企業が「ITスキル標準」を導入するということは、大きなリスクが伴います。一度踏み出すと後戻りができないからです。社内の利害関係も絡んでくる内容であり、正しい導入を進めるには、ノウハウを持つ第3者のコンサルティングが有効です。
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導入コンサルタントの条件 |
放っておくと何でもビジネスの道具になるのは世の常ですが、「ITスキル標準」はやっぱり使えない、ということになってしまうのが一番悪いシナリオです。そうならないためには、正しい方法で導入し人材育成に有効に利用している企業の実例を、数多く情報発信していくことが重要です。しかしながら、企業独自で正しく理解し、導入を進めることは至難の技であり、能力と経験のあるコンサルタントを活用する方が、コスト・効果両面から見て得策なのは間違いありません。
「ITスキル標準」導入コンサルタントは、以下の3点について提案・指導・実行する能力と経験が求められます。
・「ITスキル標準」の正しい理解 ・対象企業の目標人材モデルの作成、育成計画策定 ・導入後の継続運用 |
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導入コンサルタント認定の必要性 |
「ITスキル標準」導入を遂行できる能力を持ったコンサルタントを認定し、企業が「ITスキル標準」を正しく導入することを支援する必要があります。 SFIAでは「認定コンサルタント」の登録を制度化しています。 導入コンサルタントは、この「SFIAモデル」のように、外部機関により認定される形が理想的です。将来的な「ITスキル標準」ベースの企業認定、個人認定、トレーニング認定を視野に入れて、まずは導入コンサルタントの認定制度を進めることが、正しい普及の早道であると確信しています。 |
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登録:2011-01-30 15:31:53
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