スキルスタンダード研究所は、各業界へのスキル標準の活用・推進、プロフェッショナル人材育成に向けたコンサルティングサービスを提供します。
ITスキルスタンダード研究所
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コラム
第10話:「ITスキル標準」導入コンサルティングの必要性(2)
企業が「ITスキル標準」を導入するということは、大きなリスクが伴います。一度踏み出すと後戻りができないからです。社内の利害関係も絡んでくる内容であり、正しい導入を進めるには、ノウハウを持つ第3者のコンサルティングが有効です。
導入コンサルタントの条件
放っておくと何でもビジネスの道具になるのは世の常ですが、「ITスキル標準」はやっぱり使えない、ということになってしまうのが一番悪いシナリオです。そうならないためには、正しい方法で導入し人材育成に有効に利用している企業の実例を、数多く情報発信していくことが重要です。しかしながら、企業独自で正しく理解し、導入を進めることは至難の技であり、能力と経験のあるコンサルタントを活用する方が、コスト・効果両面から見て得策なのは間違いありません。

「ITスキル標準」導入コンサルタントは、以下の3点について提案・指導・実行する能力と経験が求められます。

・「ITスキル標準」の正しい理解
・対象企業の目標人材モデルの作成、育成計画策定
・導入後の継続運用
導入コンサルタント認定の必要性
「ITスキル標準」導入を遂行できる能力を持ったコンサルタントを認定し、企業が「ITスキル標準」を正しく導入することを支援する必要があります。
SFIAでは「認定コンサルタント」の登録を制度化しています。
導入コンサルタントは、この「SFIAモデル」のように、外部機関により認定される形が理想的です。将来的な「ITスキル標準」ベースの企業認定、個人認定、トレーニング認定を視野に入れて、まずは導入コンサルタントの認定制度を進めることが、正しい普及の早道であると確信しています。
登録:2011-01-30 15:31:53
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